ワセダシカ コラム

2024/04/01歯科衛生士に向いているのは、こんな人かも…?

『歯科衛生士』は、人々の口や歯の健康を守るために大切な役割を果たし、医療系の国家資格でありながら、その働きやすさと安定性から人気となっている医療系職業です。そこで、のような性格やタイプの人が『歯科衛生士』に向いているのかを考えてみましょう。

 

歯科衛生士の仕事について

歯科衛生士は「歯科予防処置」「歯科診療補助」「歯科保健指導」の役割を担う国家資格。歯科医師の診療アシスタントのほか、歯科の二大疾患である「むし歯」「歯周病」を予防する治療をおこなったり、生活習慣をサポートするなど、多くの人の役に立つ仕事です。

歯科衛生士の資格は、日本全国どこででも有効です。今や全国で約56,000店あるコンビニよりも多い約67,000施設もの歯科診療所があるので、将来的に仕事に困ることも少ないといわれています。有効求人倍率は20倍以上。人手不足な歯科診療所が多いためどこへ行っても喜ばれます。ちなみにワセダシカの求人倍率は約28倍!学校に寄せられる求人の数は年々増えています。

また、歯科衛生士の仕事は収入面でも安定しており、予約診療により残業もほとんどないため働きやすく、国家資格さえ取得できれば将来安泰であることから人気の職種の一つとされているのでしょう。

 

歯科衛生士の試験について

歯科衛生士になるための試験は「国家試験」ということもあり、難しそう…と感じる方も多いかもしれません。

しかし、毎年行われている歯科衛生士国家試験の全国平均合格率は90%以上!ワセダシカの合格率は過去8年平均で96.1%、夜間部に至っては3年連続100%を達成いたしました!

自分に合った専門学校で、しっかりと学んでいければ歯科衛生士の資格取得はそれほど難しいことではありません。

 

歯科衛生士に向いている人の特徴5選 

『歯科衛生士』に向いている人の特徴を、5つの視点からご紹介いたします。どれか一つでも当てはまるモノがあれば、あなたはきっと歯科衛生士に向いている!といえるでしょう。

 

人の役に立ちたい

歯科衛生士のお仕事は「予防」がメインです。お口の病気は全身疾患にも影響することがあるといわれているため、患者さんの食生活や健康状態も把握しつつ指導を行います。人に教えることが好きな人は楽しく働くことができます。

 

また、歯科医師と連携を取りながら仕事を行っていきます。アシスタント業務では、意思疎通をしながら先読みして動き、柔軟に対応できる力が求められます。

 

歯科医師、患者さんなどのサポートをしていくので、人の役に立つのが好きな方に向いているお仕事です。相手の気持ちに寄り添って行動しようと努力できる人なら誰でも歯科衛生士を目指すことができます。

 

 ⑵人と接するのが好き

歯科診療所は病気を持つ人以外に、予防のために健康な人も通うことができる医療機関です。赤ちゃんからご高齢の方まで老若男女問わず様々な方が来院されます。よって、いろんな方とコミュニケーションを取るのが好きな人に向いている仕事だと言えます。

 

歯科医院によって来院される患者さんの傾向が違うので、子どもの面倒を見るのが好きな方は小児歯科、おじいちゃんやおばあちゃんとのんびり会話をしたいという方は訪問歯科など自分の性格に合った働き方ができます。どの医院に働くにせよ、笑顔が素敵で親しみやすい方が活躍できるでしょう。

 

⑶将来に不安を感じたくない

歯科衛生士は手に職を持って仕事に精を出したい方にも、時間を限定したパート勤務を希望している方にも向いています。

 

歯科衛生士になってからも様々な認定資格を得ることができるので、向上心のある方はやりがいを持って働くことができます。一方、残業や休日出勤もほとんどなく、プライベートの時間を確保しやすいのも特徴です。

 

共働きが当たり前になりつつある世の中ですが、そんな方々にお勧めなのが歯科衛生士です。結婚や出産などライフスタイルの大きな変化にも対応しやすいため働き続ける方が多いといわれています。歯科診療所は全国どこにでもあるので転勤が多いパートナーを持っても安心です。栄養に関しても学ぶので家族やお子さんを持つようになった後も役に立ちます。

 

就職先は歯科診療所だけではなく、病院や企業に務める方もいるので働き方は多岐にわたります。歯科衛生士になってから自分にあった内容を選ぶのもよいでしょう。

 

 ⑷細かい作業が得意

小さい歯や細かい器具を取り扱うことが多いため、手先の器用な人のほうがスムーズに作業を進めることができます。

 

しかし、不器用な人も心配はいりません。学校の実習や卒業後の技術・知識を学ぶ機会はたくさんあり、どんな方でも技術を積むことができます。コツを掴めば難しいことはないので、練習を続けられれば問題なく仕事を任せてもらえます。

⑸体力に自信がある

歯科医師の診療補助は立ったまま行うことが多いです。また自分の担当患者さんを診たり、受付をしたり、器具の洗浄をしたりなど様々な業務があるので体力に自信のある人のほうが向いています。

 

どんなお仕事でも言えることですが、自己管理をしっかり行って健康的な生活を送りましょう。加えて、医療職なので清潔感がある方のほうが好まれます。健康的で清潔感のある身だしなみを意識することが大切です。

 

まとめ

  • 人の役に立ちたい
  • 人と接するのが好き
  • 将来に不安を感じたくない
  • 細かい作業が得意
  • 体力に自信がある

 

以上のことから、①〜⑤のどれか1つでも当てはまれば歯科衛生士という仕事が向いているといえるでしょう。

進路や転職に役立ててもらえましたら幸いです。

 

ワセダシカでは国家試験対策や進路指導にも力を入れています。ワセダシカに入学してくれた学生が、ただ歯科衛生士になるのではなく、将来幸せな人生を歩んでもらいたい!そのような想いを持って、学生をサポートをしていきます。